国防省 Ministry of Defense 2005 12 7

 日本の防衛庁(Defense Agency)が、省に昇格する方向と聞きました。
名称に関しては、国防省が妥当だと思います。
「Ministry of Defense」にしても、「Defense Ministry」にしても、
日本語訳は、「国防省」となります。
 「国内向けの方便」と「国外向け」で、使い分けるのは、おかしいと思います。
外国人が見れば、自衛隊は、どう見ても、軍隊です。
世界トップレベルの最新鋭兵器を大量に所有している自衛隊は、強大な軍隊に見えます。
 うそをついてはいけません。
外国からは、良くても「方便の国」、悪くて「うその国」と見られます。
(参考)
「イージス艦」
世界最強の艦船と言われますが、あまりに高価で、
普通の国では、とても予算がなくて所有できません。
こうした艦船を、日本は4隻所有しています。
(最近、5隻目が完成したと聞いたことがあります)。
「F-15戦闘機」
これもまた、世界最強の戦闘機と言われますが、
一般的に、普通の国は、廉価版のF-16を使用します。
日本は、F-15を200機以上所有しています。
「早期警戒機E-767」
これは、空飛ぶレーダーサイトと言われますが、
これを所有している国は、世界で唯一、日本だけです。
旅客機B767を改造したもので、極めて高性能ですが、極めて高価です。
 他にも、日本には、世界トップレベルの兵器が、たくさんあります。
これで、「軍隊でない」と言ったら、「大嘘つき」となります。
 どう見ても、軍事大国の装備と言えるでしょう。
憲法9条で、与野党が、「神学論争」しているうちに、こうなってしまったのです。
 「日本の国防は、どうあるべきか」を、真剣に議論すべきです。
「経済大国は、やがて軍事大国になる」という法則を証明したのが、日本です。
(ついでに)
 現代の軍隊を見る時、ポイントとなるのが、「軍隊のIT化」です。
IT技術のない軍隊は、張り子の虎です。
古い軍人は、「軍隊のIT化」の重要さを理解していないと思います。

































トップページへ戻る

News Idea Factory へ戻る

過去の記事 あ〜こ へ戻る